君の右手とあたしの左手


話がすんだのか梨花子と白石陸は、教室にもどってきた。


すると梨花子は・・・
「ねぇ!美麻!!今日あたしと佑奈トイレ掃除しなきゃいけないこと忘れてたのよねぇ…そんでさ待たせちゃわるいからこいつ、白石と帰ってくれなぃ??」


はっナニソレっ


「別に待ってられるょ」

「ダメょ!!遅くなっちゃう」


「ぢゃあ1人で帰る」

「危ないわょ」



なんだかんだ言って結局あたしは梨花子の説得に負けて白石陸と帰ることに・・・








梨花子のやつ…
こんどおぼえてろょ。






白石陸はいろいろ話しかけてきた。


でもあたしはあまり楽しくもないし、にがわらいして話を止めていた。






そんなあっけないあたしの態度に気付いたのか・・・
白石陸は


「男嫌いってほんとなの?」
なんて聞いてきた。



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