愛のカタチ



佑吏は口を開いた。


「・・・佑吏?」



沈黙が続いた。話し出そうとしない佑吏。
あたしは沈黙を破るように、佑吏の名前を呼んだ。



『あの…さ、
まだ昇ちゃんのことスキ…?』



昇ちゃん=昇多のこと。


「・・・っ」



あたしは口をつまらせてしまった。



・・・・どうして?



_
< 20 / 205 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop