草食君の説明書★


「お前の思っとる"カレレノ"と、和君の思ってる"カレカノ"の違いがありすぎてんねん。」


「違いって?」




面倒臭そうに、頭をかきますが…泰助君?
あたしにはさっぱりチンプンカンプン(笑)





「お前の思っとるカレカノのレベルが100だとするやんか、」


「う、うん。」


「それに対して和君は多分、50位やないいじゃないとか?」


「??」





これでも理解を示さないあたしに、呆れ顔。

すると、いい例えが浮かんだのか、いきなり晴れ顔になった泰助君。





「極端な話や、お前がキスしたいとかヤりたいとか思うとすると、」


「なっ!Σ//////」


「向こうは話してたり、手を繋ぐだけでいい♪みたいな差や。」





話が極端!!
けど、一発で理解完了してしまった。

ようするに、天と地との差…
いや、宇宙と深海の底との差かも(笑)




「まぁ、頑張れや。」






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