秘密の同居



「夏木君ってば、かおると仲良くなっちゃってあんなに楽しそうに…!
とか思ってた?」


バッと振り向いた高橋の顔は見事に真っ赤だった。


『思うわけないじゃん!
なんであたしがそんな事…』


「ならなんであの時こっち見てだよ。」


『別になんとなくだもん…』


ムゥッと意地を張ってきた高橋を見て俺は仕方なくいじめるのを止めた。


「はいはい、なんとなくね。」


愛美は言い返せないようで、悔しそうにテレビを付けた。


夏木君…最近優しかったのに、今度はからかってくるようになった!


からかわれている事は気づいているが、怜には勝てないと分かっているのでいつもやられっぱなしだった。


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