秘密の同居



怪訝そうにあたしを見て何が、と言った。


『あたしの親と夏木君の親の関係。』


あたしの言葉にキョトン、と固まった夏木君に首をかしげる。


「知らねぇの?」


うん、と頷くと、夏木君は少し複雑な顔で話してくれた。


「お互いが昔の恋人だよ。」


……………………えっ。


「つまり、お前の母親と俺の父親、お前の親父と俺の母親が恋人だったって事。」


『何それぇっ!?
そんな事って有るの!?』


「…あったんだろ。
ま、元々四人は仲良くて付き合ってたのを別れて今の二人で付き合って結婚したんだろ。
結構ずっと仲良かったみたいだぞ。」


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