秘密の同居



辺りを見ると、メガネが転がっていたのを素早く取り彼に渡した。
メガネをはめて目が合った時、初めて誰か分かった。


1年の時同じクラスだった木村君だ!
ってゆうか……え!?
メガネ外すとあんなにも変わるの?
メガネしてる時はガリ勉真面目君って感じでしかなかったのに、さっきは普通のイケメン君だった!
嘘!!


そんなギャップにドキマギしながら木村君の落とした本を拾った。


『…はい。
ごめんね。』


あたしから本を受け取ると、木村君は何故かあたしを見つめた。


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