POP☆BEAT
困ったような表情の歩夢は、少し躊躇って
から、あたしの頭を撫でてぶっきら棒に
呟いた。


「ごめんな」



その言葉に、安堵してあたしは運ばれてきた
ハンバーグに手を伸ばす。



昔から、子供扱いが嫌いだった。
見下されて。
使われて。
全部全部、大人のいいなりで。


でも、そうでもしなきゃ生きていけない
自分に凄く腹が立った。


今まで、「子ども扱い」をした大人は
謝るなんて一切してくれなかったけど
歩夢は違ったから、許す。

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