涼×蘭
「……何その雛のエプロン」

「雛ちゃんに似合うから良いじゃない」

「似合うけどさ。料理しづらくない? 雛、大丈夫?」

「んー大丈夫……かな」

さすがの雛も困り果てている。渡されたのがまさかのコスプレなんかで使われそうな、ハートとフリルだらけのエプロンだったから。百合はちゃっかりシンプルにレースが少し施された機能的なエプロンだ。

「大丈夫! 雛ちゃん、すっごく似合うから!」

「そういう問題じゃねぇよっ!」

「何よ。裸エプロンしてね、なんて言ってないのよ? ただ、雛ちゃんに似合うから持ってきただけで……」

「よし、とりあえず何でこんなの持ってるのか聞こうか」
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