風が吹く中で
父達が話している間、私と翔さんは見つめ合ってて…


翔さんは小声で

‘遥、会いたかった’

私は頷く事しか出来なくて


‘遥、もう離さないからな’


涙がまた溢れて来てしまった


「翔」


「遥」
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