先生のビー玉
昼食を終え、貴子と一緒に図書室へ向かった。
頭を抱えながら勉強をする彼女を尻目に読書を始める佳奈。

「ふわ~」

大きなあくびをする佳奈。
すると、

「付き合ってなくても良いよ。
田村のところにでも行ってなよ」

と貴子。

「ちょっとブラブラしてくる」

佳奈は言い、図書室を出た。

「…雨ふりそうだな…」

校舎の外にでると空を見上げ、呟く。
その時である。

「ちょっと良い?」

振り返ると絵里が笑顔で立っていた。

「え?」

「ちょっと話しあるんだけど、ついてきて」

かなの返事も待たずに先先と歩く絵里。
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