先生のビー玉
そして帰り道。
相変わらず貴子は…豪睡状態だ。

「さっきは…ありがとうございました」

佳奈が言うと、

「ん?あぁ、気にするな。
ただ、ちゃんと断ることも必要だからな。
とはいえ…女子高だからな、あんまりそういうのは日常茶飯事じゃないからな。
放課後は、ほとんど職員室にいるしな」

と彼。

「それはそうと、入賞なんて…おまえすごいなぁ。
やっぱり日ごろの努力の賜物なんだよ」

続けて言う彼。
とてもうれしくてずっとご機嫌な佳奈だった。



< 98 / 442 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop