雨のあとに
誰かが目の前でたくさんの人を殺している。あたしは必死でそれを止めようと追いかけた、誰なの?どうしてこんなことするの?人があたしの足下に倒れてきた。

顔を覗くと・・・シーバー!?い、イヤー!!なんで?どうしてシーバーが。それからシーバーを殺した誰かを見ると、その人は今度はお父さんを殺した。

やめて、やめてよ!そして最後にディーンをも殺そうとしたからあたしはその人の肩を掴んだ。するとその人が振り返ると、その人はレインだった。レインお願いだから止めて。

「違う、あたしはレインじゃない。あたしは・・・。」

え?レインの最後の言葉が聞こえる前に視界が変わって気がつくとあたしの手は血に染まっていてディーンが死んでいた。。みんなを殺していたのはレインじゃない、あたしだ。

目を覚まして布団から飛び起きた。今のは夢?あたしは汗だくで息も荒く胸がバクバクしてる。気持ち悪い、吐きそう。フラフラしながら枕元にあった水を飲んで一息ついた。

気分も落ち着いて周りを見ると辺りは窓から月の光が差し込んで暗闇を照らしている。隣のベッドを見るとお父さんが小さい寝息をたてながらぐっすりと眠っていた。震える手でお父さんの頬に触れた。手に伝わってくるお父さんの体温があたしを励ましてくれるようだった。

『う〜ん・・・。』

お父さんが寝返りをうちながら唸って、それに驚いてビクッと手を引っ込めた。あたしはベッドから降りて部屋を出た。そして薄暗い廊下を歩いて、軋む階段を降りた所にある扉を開けて外に出た。
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