虹の世界
待ち合わせした本屋の前にある小さなうどん屋を指差した。
「俺は良いけど……本当に良いの?美羽、焼き肉食いたいんじゃねぇの?焼き肉でも良いんだよ?」
「ううん。あそこが良いの。カレーうどん、めっちゃ美味しいんだよ?」
「行ったことあんの?」
「うん。随分前だけど。」
元彼とでもきたのだろうか。ちょっとだけ、寂しい瞳をした。
「よし。カレーうどん、行きますか?」
「うん。」
寂しい瞳を直ぐに笑顔にし、俺を見上げた。
美味しそうにカレーうどんを食べた。
だから、寂しい瞳を忘れた。
「あつ……。」
「汗、凄いよ?」
「美羽だって凄いじゃん?」
そんなたわいのないやりとりが、俺にはとても大切だったんだ。
「俺は良いけど……本当に良いの?美羽、焼き肉食いたいんじゃねぇの?焼き肉でも良いんだよ?」
「ううん。あそこが良いの。カレーうどん、めっちゃ美味しいんだよ?」
「行ったことあんの?」
「うん。随分前だけど。」
元彼とでもきたのだろうか。ちょっとだけ、寂しい瞳をした。
「よし。カレーうどん、行きますか?」
「うん。」
寂しい瞳を直ぐに笑顔にし、俺を見上げた。
美味しそうにカレーうどんを食べた。
だから、寂しい瞳を忘れた。
「あつ……。」
「汗、凄いよ?」
「美羽だって凄いじゃん?」
そんなたわいのないやりとりが、俺にはとても大切だったんだ。