虹の世界
コンビニくらい買い物に出ても問題は無いけれど、仕事中は、なるべく避けるようにしていた。


「山田君?」


「はい。」


助手席から振り返る人の良さそうな爽やかな青年。


「ごめんね。いつも。」


「いえ。とんでもない。これくらいしかまだ出来ないっすから。」


笑って頭をかいた。


俺たちはたくさんの人に支えられていた。

なんだか、素直に感謝したいと思った。


「ありがとうね。」


「………いえ!こちらこそありがとうございます!」


「瞭?今日やっぱ変。熱あるんじゃね?」


「ねぇよ。俺はいつも良いやつなんです。な、山田君?」


「はい!良いやつっす!」


「付き合ってらんねぇわ。ばぁか。」

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