くちづけのその後で
「あゆみちゃん!」


「海斗♪あ〜、めっちゃ久しぶりやわぁ♪」


「いつもそう言ってるやん!」


「確かに!」


亜由美の言葉に突っ込むと、彼女はクスッと笑った。


「そういえば、ご飯は?」


「まだやねん!保育園からそのまま来たから」


「あっ、そっか」


「うん。海斗、何食べる?」


「かいと、ちょこがいい!」


「それ、お菓子やん!今はご飯食べないと」


あたしが海斗に言うと、亜由美はケラケラと笑った。


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