くちづけのその後で
引きこもるようになってから数日後、あたしの様子がおかしい事に気付いたパパとママが、とうとう亜由美に連絡をしたみたい。


その翌日、彼女は仕事を休んで、あたしの様子を見に来てくれた。


心配してくれる亜由美を前にしても、何も言う事が出来なくて…


二人だけしかいない部屋で、ただただ泣く事しか出来なかった。


亜由美は、泣きじゃくるあたしの事を優しく宥め続けてくれた。


そんな彼女の優しさに触れたあたしは、意を決して芳樹との事を切り出し、泣きながら全てを話した。


< 550 / 808 >

この作品をシェア

pagetop