夢うつつ

瞬ちゃんは
死んでなんか無い。

事故っていっても

少しはねられただけで、

足に少し絆創膏でも
はりながら、

心配したわたしに
「大袈裟だなぁ」って

笑いながら頭を撫でてくれるんだ。

きっとそうだ。


病院にむかう
わたしの足は
しばらくしてジンジン
痛んできたけど、
そんなことは
お構いなしに
変わらない速さで
走りつづけた。

息が切れても

転びそうになっても


瞬ちゃんのことばかり
考えて。




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