夢うつつ

あの扉の奥には

笑顔の瞬ちゃんが 


わたしを待ってる?


また無意識に走り出して、
瞬ちゃんがいるかもしれない
扉をドンドンと叩く。


「開けてください!
 お願いっ・・・
 お願いだからっ・・・」



いくら叩いても、
中からは物音一つ聞こえない。
返事もない。

見えない錘に
押しつぶされそうになって
わたしはその場に
しゃがみこんだ。


その時、扉が開いて。




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