神様の悪戯



予想を遥かに越えている。


「ちょ、待って!!再婚て何?…再婚て、てか家族ってどーゆう事?えっ…あ、もぉ〜〜訳わかんないッ!!」

突然の展開に思考がついていかない。


別に再婚が反対な訳じゃない。
父だって、父親以前に男だ。

好きな人くらい居てもいいし、この歳にもなってそんな事でワガママをいうほど私だって子供じゃない。

ここまで、私を1人で育ててくれた父に感謝もしてるし、幸せにもなってほしい。


心からそう思ってる。


ただ急すぎるッ!!


しかも、相手の方にも家族がいる。
つまり、私に兄弟ができるって事だ。

そんな事、急に言われて『はい、わかりました』なんて言える人なんかいるはずがない。


「まぁ、当日になれば全部分かるよ。時間とか場所は決まり次第教えるからな」


1人で半ば発狂する私を見ながら、父は一層嬉しそうな笑顔を残してバスルームに消えていった。


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