神様の悪戯



「オハヨー!!」

朝からテンションの高い声が聞こえる。

「おはよう、美羽。今年もよろしくね」

「ちっちゃい頃から一緒なのに、何他人行儀な事言ってんの?それより、早く教室いこう!」

私の腕をつかみ取り、美羽は教室目指して走り出した。


なんでも、新しくきた先生がかなりのイケメンらしく一刻も早く見たいんだとか…

教室行っても、会えるわけないのに(笑)


幼なじみの美羽は、かなりのミーハー。

先月までは1つ先輩のバスケ部の人を追いかけてたはずだ。

卒業してしまったのを機に、諦めたと思ったら今度は新任の先生とは…

打たれ強いとゆーかなんとゆーか…


昨日はイケメンなんていなかったはずだけどなぁ…

入学式を思い出しても、美羽の話す先生に当てはまるような人物は思い当たらなかった。




教室に着いてしばらくすると、美羽のテンションが一気に下がった。

新任の先生は諸事情により来週から来るようで、当分見ることはできないからだ。


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