王国ファンタジア【氷炎の民】用語・キャラクター解説
登場人物

サレンス

サレンス
 男性、長身、細身。24歳。
 長い銀髪に凍青の瞳(氷河の色とも形容される、当初、氷蒼の瞳と形容していたが、某民さんのところとかぶったので訂正、凍青に行き着く)。
 非の打ち所にないすっきりとした顔立ちの美青年。
 女癖が悪い(でももてない)、生活能力がなく手がかかるうえに常識がないと思われているが、実はそうでもない節もある。

 炎を自在に操り、いるだけで周辺の温度を上げてしまう<氷炎の民>の中でも特殊な存在。まわりに影響を及ぼさない完璧な力の制御ができるのみならず、物体の温度を左右できる。どちらかというと温度を上げるほうが得意。下げるほうが負荷がかかる様子。距離が近ければ近いほどよい。直接触れられればもっといい。

 ただし、いったん彼曰くの<焦点>を合わせたものであれば視界に入らないほど離れていても生物、無生物を問わず、温度を一瞬のうちに変化させ、発火あるいは凍結させることで一気に破壊できる(サイバーナイフに近い感じ)。ただし、この場合の作動範囲は狭く、生物であれば急所を狙う必要がある。

 日常生活においては、その能力は暖房や照明、はたまた調理にまで応用される。
 もともと気温が低い氷原においては空中の水分を凍結させ、氷の家さえ作る。ただし、一瞬のうちにとまではいかない。気温の高い王都ではできないことはないが、保持することが難しいと予想される。

 氷炎の民が崇める守護神サレンスの<器>でもあるが、本人には伏せられている。
 周りが皆、両親すらが、どうも彼に対して引いた対応をしており、唯一レジィの父レジアスだけには普通に扱ってもらえたため、彼に酷く懐いていた。

 そのためレジアスの遺児レジィには実は過保護になりがちである。

 動物と意思が通じている節があるが、本人いわく「なんとなくわかる」程度。
 特に雪狼と相性がよいらしい。

 レジアスの生前は二人で氷原に狩に出て行ったため、弓矢や槍もある程度使えるが、あまり得意ではない。剣も一通りは習わされたが、けっきょくあまり上手くはならなかった。

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