空中ブランコ
「………………狭間から出てこれたのはその3日後。
時空の歪みを見つけ、自分が操作するから先に飛び込んで、向こうに着いたら今度は僕が時空を操作して私を迎えてと、彼女は言った。」
メリ−が小さく息を飲んだ
「ああ、君の気持ちは分かるよ。
時空の歪みはいつ、どこで出てくるかも、何時まで出現しているかも分からない。
それに加え、例え僕が現地にたどり着いたとしても、敵の彼女を無事現地にたどり着くように僕が時空操作する保証もない。
でも、元の世界に帰るには、外から操作しなければならない。
あの時いたのは僕とキャリア。互いが順に時空を操作するしかなかった。
・・・・・・・・こんな状況、最初に飛び込んだ方が有利だ」
「キャリアさんは、有利な方を貴方に……」
「…………そうだね。彼女は臆病だから、僕の気持ちを確かめたかったのかもしれない…。」