空中ブランコ




─── 私が操作するから、貴方は先に飛んで!!


─── ダメだ!歪みが何時まで保つか分からない!先に君が行くんだ!


─── いいえ、先に行って。


─── だけど…!


─── 時空間は私の方が得意だわ!迷わせたりしないから直ぐ着く。そしたら素早く私を導いてちょうだい



─── だが、キャリア……もし僕が裏切ったら…


─── 信じてる。


─── !!!


─── 丸3日一緒に過ごしたもの。お互い気持ちは分かってるんじゃない?
だから、これは私からの気持ちの証明と覚悟。


─── ……………キャリア。


─── 私の気持ちに応える覚悟があるなら、向こうで私を迎えて…




 歪みから生まれる風で乱れる髪を押さえてる




─── ・・・・・どうやら将来、僕は尻に叱れるようだね



 髪から押さえてるキャリアの手へ、そして頬を撫でる




─── ふふ。私達の仲はなかなか認めてもらえないわよ


─── あぁ。難しいだろうな………


─── 大丈夫よ、貴方がいる。それに…


─── ??


─── 私達にはここがある。




 ここでの三日間は、計り知れなく2人にはでかく、何物にも変えられない




─── そうだね。


─── そうよ!ほら、早く行って!


─── 向こうに着いたら…………


─── ??


─── 僕の隠れ家で一緒に住もう。


─── え?


─── 返事は聞かない。決定事項だからね、強制的にでも住んでもらう。じゃ、後でね!




 頬から手を話して去って行く後ろ姿



─── もぉ!!…………ふふ




 歪みを操ってクジルを届けてから、しばらくして自分も飛び込む







< 67 / 78 >

この作品をシェア

pagetop