空中ブランコ
─── 私が操作するから、貴方は先に飛んで!!
─── ダメだ!歪みが何時まで保つか分からない!先に君が行くんだ!
─── いいえ、先に行って。
─── だけど…!
─── 時空間は私の方が得意だわ!迷わせたりしないから直ぐ着く。そしたら素早く私を導いてちょうだい
─── だが、キャリア……もし僕が裏切ったら…
─── 信じてる。
─── !!!
─── 丸3日一緒に過ごしたもの。お互い気持ちは分かってるんじゃない?
だから、これは私からの気持ちの証明と覚悟。
─── ……………キャリア。
─── 私の気持ちに応える覚悟があるなら、向こうで私を迎えて…
歪みから生まれる風で乱れる髪を押さえてる
─── ・・・・・どうやら将来、僕は尻に叱れるようだね
髪から押さえてるキャリアの手へ、そして頬を撫でる
─── ふふ。私達の仲はなかなか認めてもらえないわよ
─── あぁ。難しいだろうな………
─── 大丈夫よ、貴方がいる。それに…
─── ??
─── 私達にはここがある。
ここでの三日間は、計り知れなく2人にはでかく、何物にも変えられない
─── そうだね。
─── そうよ!ほら、早く行って!
─── 向こうに着いたら…………
─── ??
─── 僕の隠れ家で一緒に住もう。
─── え?
─── 返事は聞かない。決定事項だからね、強制的にでも住んでもらう。じゃ、後でね!
頬から手を話して去って行く後ろ姿
─── もぉ!!…………ふふ
歪みを操ってクジルを届けてから、しばらくして自分も飛び込む