少女王子さま 〜田舎娘に小鳥のワルツを〜
「……それは、」
何ですかと問う前に、エドゥアールがミミの肩にぽんと手を置く。
「大丈夫ですよ、ミミ様。こう見えてもコレットは、王宮の衣裳、美容に精通しているんです。安心してすべてをお任せください。」
「……はい?」
「頼むぞ。コレット。」
少年の真剣な声に、コレットがきらっと瞳を光らせる。
「ええ、お任せ下さい。」
そして先程言っていたものより勢いよく、高らかに宣言した。
「…わたくし、世界中の誰が見ても騙されてしまうくらい、ミミ様をルイス王子そっくりに変身させて頂きますわ!」