【短】俺の彼女は不良ちゃん!
「真結は俺が守るって約束したのに……守ってあげられなかった」



真結の質問に、俺はそう答えた。



「バーカ、んなこと気にしてんじゃねーよ……いいか?お前はあたしに守られてればいーんだよ」


そしたら真結は……



力強い声で、そう言った


「真結……」



そんときの真結が怖くて、何も言い返せなかった


「いーか?宏太は体張ってまであたしが守るって言ったろ?彼女が彼氏を守って何が悪いんだよ」


真結は……



低くて優しい声で、俺にそう言った。



その時、真結の気持ちが理解出来た気がした。



真結は……俺を守るためにケンカした。





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