オトコ友達





あたしたちは屋上を後にした。




「んじゃ、俺行くわ」




そう言って、

あたしと目すら合わせずに足を動かす海斗。




あたしは、無意識のうちに・・・

海斗のブレザーの袖を掴んでいた。



それに気が付いて顔をこっちに向ける海斗。

あ・・・どうしよう・・・

無意識のうちに掴んじゃったけど・・・




「あ、ありがと・・・さっきは」




「・・・・」




あたし・・・

気が付いたんだ、海斗への気持ち。

もう手遅れだとしても、

今ココで吐いて、楽になりたい。





「・・・あたし・・・・・・っ」




「ん??」





「海斗がっ・・・好き・・・・」





「・・・・は??」










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