オトコ友達






「お前が知らねぇだけで、お前のこと狙ってる男、俺の周りにいっぱいいるんだけど??」




階段の壁に寄りかかる

海斗はあたしをジッと見つめて

言った。

その海斗にあたしの心臓は高鳴る。




好き。

そう認めたあとの海斗は、

すっごくかっこよくあたしの目に

映る。

高い身長に、染色された髪の毛。

大きすぎず小さすぎない切れ長の目。

筋の通ったきれいな鼻。

形の整った唇。

程よく筋肉が付いてるくせに、

鎖骨がくっきり出るキシャな体。

制服の着こなし具合とか・・・



あたし、今までどうして

気が付かなかったのだろうか。

恋をすると、やっぱり変わるんだ・・・

そう思った。

恋って・・・すごいかも。




「ねぇ、キスしていい??」




「・・・・・は!?」





「もう我慢できないんだけど??」






な、ちょっ!!!!

あたし、初めてなんですけど・・・








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