オトコ友達
そのとき、ふと今朝の情景が頭に浮かぶ。
海斗があたしの知らない子に
キスしよ・・・って言われてた情景。
「・・・あたし以外の子にもキス、するの??」
「するわけなくねぇ??」
「じゃあ・・・朝のは何??」
「朝って・・・教室のヤツ??」
「・・・そう。 キスしよって言ってたヤツ」
あたしは自分で自分の表情が
暗くなったのが分かった。
そのあたしに海斗は歩み寄り・・・抱きしめた。
「アレは勝手に迫られただけ・・・ってか拒んでしてねぇよ。 俺がキスしたいのはナミだけ」
耳元でしゃべる海斗。
その声は甘くて・・・あたしはくらくらする。
「ほんと・・・に??」