オトコ友達






そのとき、ふと今朝の情景が頭に浮かぶ。



海斗があたしの知らない子に

キスしよ・・・って言われてた情景。





「・・・あたし以外の子にもキス、するの??」




「するわけなくねぇ??」




「じゃあ・・・朝のは何??」




「朝って・・・教室のヤツ??」




「・・・そう。 キスしよって言ってたヤツ」





あたしは自分で自分の表情が

暗くなったのが分かった。

そのあたしに海斗は歩み寄り・・・抱きしめた。





「アレは勝手に迫られただけ・・・ってか拒んでしてねぇよ。 俺がキスしたいのはナミだけ」





耳元でしゃべる海斗。

その声は甘くて・・・あたしはくらくらする。




「ほんと・・・に??」









< 58 / 64 >

この作品をシェア

pagetop