オトコ友達





「ほんと」




どうやら恋したあたしは海斗の前だと

普通の女の子になっちゃうみたい。

非行の影すらない。




「っつーことだから」




そう言って近づいてくる海斗の顔。

元々近かったけど、今はあたしの背丈に合わせて

かがんでいる感じ・・・




「ちょ、無理!! やめ───」




やめて・・・と言う言葉を言う前に

海斗によって塞がれたあたしの唇。

学校で、しかも階段で・・・初キス。

虚しくない??




「んっ・・・んー」



「・・・しゃべるなよ」



どうにか逃げようとするあたしに、

それだけ言うとために離した唇を

再度重ねる海斗。



も・・・いい加減にしないと・・・

たとえ好きな人相手でも、容赦ないよ??

あたし。









< 59 / 64 >

この作品をシェア

pagetop