feather ~海の彼方~

「私ね、香音なの。」

「はっ?」

「私の仕事はね、ソロシンガーなんだよ」

「えっ、なにが……嘘だろ?」


私の言葉に、カイだけではなく、その場の全員が固まった。

それもそうだ。

今の私に言われても、信じられないだろう。


「ちょ、ちょっと待て。ソラが香音…?」

「そう。」

「マジで言ってる?」

「大マジだね」


私がそう答えると、ポカンと口を開けた。


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