忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜

昼休み。

―…はぁ



眠い……

昼ご飯を食べ終わって
席の前には桜と奈々。龍矢は他の友達のトコで騒いでるらしい。


前で騒いでる2人を横目にガタッと席を立つ


「鈴?どっか行くの??」



「屋上。眠いから午後は寝るわ。」


「えっ、じゃぁ僕も行くっ!」


「じゃぁ私も♪」

「奈々、次の時間英語よ出なさい。」

奈々は英語が先生もろとも嫌いでほとんどでてないから単位が足りないと前先生に釘を刺されたらしいからね…


「ぶー!わかったぁ…」

口を尖らせて渋々頷く

「偉いわね」

そう言って微笑むと

「可愛いっ♪」

抱きつかれた。


「ちょっ!!内深!!」

.
< 18 / 91 >

この作品をシェア

pagetop