三角定規⊿完~幼馴染とクラスメートの三角関係~
バタンッ




わたしは、あのまま屋上に来ていた。

柵にもたれかかると、一気に涙が押し寄せてきた。



「何よ…っ…

あそ…ッこまで…ック…言うひつよー…っ…ないじゃない……っ」


わたしは、1人で泣き全てを吐き出していた。




誰かが屋上に来たことにも気づかずに…。




「うっ…ヒック…


孝太の…バカァ!!!!」

最後にそう叫んだときだった。




















「だーれがバカだって?」




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