【冬】クリスマスナイト 〜ある少年の奇跡物語〜




…………は?




「……頭、だいじょうぶ?」


「君に頭のことを心配されたくないね。」



そう言う相手の姿を、僕は怪しみながら見つめた。



白いシルクハットから覗く長い銀髪に白いスーツに白いズボン、赤のネクタイと赤い瞳が周りの白色のせいで余計に目立っている。



ウサギみたい。


でも、そんなにかわいいもんじゃない。

見るからに変態だ。


これで頭がいかれてないこと自体おかしい。


「まあ、それはいいとして……

おめでとう、少年!!君はこの私に選ばれたのだよ」



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