親友!?幼なじみ!?恋人!?
「ここにいるのかって…俺も疑問なんだよ。つーか、そんなに怒るなよ?」
「怒るよ!晃をふった人が目の前にいるんだよ?それなのになんで?なんで当たり前のようにずうずうしく隣なんかに座ってんの?」
「当たり前なんだよ」
間髪いれずにそうグレニスに言った。
これが俺たちには当たり前なんだ。
幼なじみである以上、美波との距離、位置、これが今までもこれからも変わらず当たり前。
だから、ずうずうしいわけなんかじゃないんだ。
グレニスを諭すように笑いかけた。