親友!?幼なじみ!?恋人!?
二人っきりになったグレニスと俺。
でっかい家に二人。
しかも気まずい二人。
かなり微妙な空気…。
「ご飯にするか?」
リビングでテレビを見ているグレニスに話しかけた。
「えっ?」
疑問の言葉が返ってくるとは思ってなかったせいか、俺も同じ言葉をグレニスに返した。
「あっいや、だって。AKIRAが作るの?」
「俺だってご飯くらい作れるよ!ただし、グレニスも手伝えよな?」
「あっうん…」
話しかけた。
一緒に料理も作ってる。
だけど、会話が最低限しかない。
でも、今しかない。
「最近…なんで避けんの?」
トマトを潰しながらグレニスに話しかけてみた。