親友!?幼なじみ!?恋人!?
誰の家に移動するか検討し合った結果、わたしの家に!
お母さんもお父さんも兄妹たちもいないから大声で喋りやすい、ってのが決め手。
わたしの部屋で小さな丸いテーブルを囲んで座る。
「じゃ、慎吾が用って言ったのもこのことだったの?」
「うん。真琴から先に誘われてたみたいだけど。」
胡座をかいてリラックスモードの慎吾。
明るい声が部屋中に響き渡る。
懐かしい4人が集まった。
わたしは決めていた。
今、言おう!
今しか…言うチャンスがない!
話が一段落するのを見計らって、
「あのさ…」
みんな…
どんな反応するのかな?
でもやっぱ・・・
慎吾の反応が一番気になる。