この腕の中で君を想う
「ん…」
最初の数秒は触れ合う程度だったがすぐに白山の唇が動き出した
愛撫するように上下に甘く挟まれ、その刺激に私は短く鼻にかかった声を漏らす
それを合図に柔らかいものが口内に入ってきて思わず身をよじらせるが、それを許さず手で頭を固定されそのまま自分の舌を絡めとられた
「んぁっ…んッー!!」
どちらかとも分からない唾液が混ざり合い、飲み込めきれなかった唾液は口から顎へ零れ落ちる
耳にダイレクトに響く卑猥な音に理性の糸がジリジリと灼けていく
私は縋るように白山の服をきつく握り締めた
「……ッ」
追いかけるように長い行為が終わり、私の首元へ顔をうずめる
しばらく舌が首筋を這い、次いでチリッと小さな痛みが走った
「ごちそうさま」
徐に首から唇を離すと、私の口元から伝う唾液を舐め上げ、私にニヒルの笑みを向ける
「ハァ…ハァ…変態ッ!!」
まだ荒い息遣いのままそう吐き捨てると恨めしそうにキッと睨み付けた
「ハッ…その変態相手にヨガってたのは誰だよ?」
そう言って鼻で笑われ、私は何も言えず羞恥心で頬を赤らめるしかなかった
自分でも信じられない
キス一つでこんなに気持ち良くなるなんて