この腕の中で君を想う
「…笑うかぁ?普通」
「ゴメンゴメンι正直なのは良いことだよね…うん」
何度も頷きながら一人納得しようとしている私の友達
…馬鹿にしてるでしょι
「もういい。掃除終わったし、帰っていい?」
少しムッとしたからさっさと身支度して帰ろうとすれば「ちょっと待ってよ!!」って、慌ててソファからおりてきて止められた
「なに?」
まだなにかあるの?
顔だけ真沙美の方を向ける
「どうせタクシーで帰るんでしょ?お金勿体無いし、アイツ帰ってくるから少し待ってなよ」
ニッコリ笑って
そう言うのと同時に
ガチャッ
「ただいまー♪愛しのマイハニー」
玄関の開く音と共に
できれば余り聞きたくない声が聞こえてきた