【短編】happy!
私たちのいるこの公園の時間も、ピタリと止まってしまったみたいだった。
その中で私の胸は全身が心臓になっちゃったみたいに、確かにドキドキと緊張の音を体中に響かせていて。
この痛い程の沈黙に耐え切れなくて、もう押し潰されそうになっている。
何て言われるんだろう。
何て言われるんだろう…。
心の中で何度も呟きながら、膝の上でぎゅっと握りしめた手の平に、さらに力をこめた。
「…………。」
そんな俯いた私の膝から、押しあててくれていたハンカチの感触が消えて。
「……?」
面とむかって何を言われるか怖くて仕方がないくせに、思わず顔をあげてしまったんだ。
あっちゃんはゆっくりと立ち上がって、私を見下ろし。
ハンカチをぐっと握って、
「……お前には、一生分かんねーよ…っ」
吐き捨てるように、そう言った。