兄貴は家庭教師...?《平凡妹Xイケメン兄貴》


彰人くんはお茶を
出してくれた。

「ありがと」

いーえ☆と
笑顔の彰人くん。

「で、教えてくれるよね?」

恐る恐る聞いた。

「え、教えるよ?
 その代わり」

その代わり・・・?

「俺にチューしてくれたらね?」

・・・・・・は?

何ゆっちゃってんの?

「あのさあ・・・
 遊ぶのも、大概にしてくれない?」

私は苦笑いでそういうと
彼は真面目な顔をして

「遊びじゃないよ」

な、何・・・

「ねえ、ウチが悠也さんのこと
 好きって知ってて
 よくそんなこと言えるよね」

私はため息をついた。

すると彼は

「・・・・だから
 俺もアンタが
 好きだからだよ?」

そう言って
ソファーに押し倒された。






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