兄貴は家庭教師...?《平凡妹Xイケメン兄貴》


「離してよ!触らないで・・・」

「・・・・教えるから・・・
 教えるから、俺のこと
 嫌いにならないで・・・・」

彰人くんは泣いていた。

嘘泣きか?

「・・・・本当に教えてくれんの?」

すると
彰人くんはリビングに向かって
何かと持ってきた。

「これ」

渡されたメモには
住所が記載されていた。

「・・・・・ごめん」

彰人くんは謝ってきた。

「・・・うん。
 アリガト。じゃーね」

私は彰人くんの家を出た。



出た瞬間、
涙腺が緩んだ。

涙・・・止まらない



また、ヤられそうになった

アタシ、こんなんばっか・・・

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