溺愛ラバーズ
高杉さん……早く会いたいです。





幼稚園の時から今まで女子校だったから、男の人と接する事なんてなかった。





合コンって言うものも、ありさちゃんに聞いて最近知ったばっかり。





付き合う事が初めてで、どういうものなのかもわからない。





素敵な恋がしたい―――…。





誰でもいいわけじゃないの。





高杉さんじゃなきゃダメなの。





将来結婚するから、婚約者だからじゃない。





高杉さんは私の運命の人だと思うの。





こんな事、みんなに言ったらバカにされるかもしれないけど、私はそう信じてるの。





「お母さん、いってきます。」


「いってらっしゃい。」





家族に見送られて、家を出る。





料亭に着くまで、ドキドキが凄くてちゃんと挨拶出来るか、笑顔でいれるか、話せるか凄く心配だった。





このドキドキは着いても治まる事がなかった。





私の方が先に着いてしまって、座って待ってても落ち着かなくてソワソワしてた。





数十分待って、高杉さんが通された。




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