愛、故に

そんな真剣に謝られたら
許すしかないじゃん…。



「もう、いいですから…」



「じゃぁさ、戻って一緒に飲もうよ!」



「は!?」



そいつは、もうへらへら笑ってる。



「帰ります!」


なにこいつ…

それに

あの会場に戻るのは、ちょっと恥ずかしい。



「ノリわるー」



つまらなそうに、そいつは呟く。


< 13 / 25 >

この作品をシェア

pagetop