一木くん
「へー、それは嬉しいなぁ」

純粋な笑顔で笑ってるつもりかもしれないけれど、ニヤつきを抑えきれてないぞ一木。







その日一日中一木が眼鏡を掛けっぱなしだったのは、言うまでも無い。


「ちょっと、ずっと掛けてたら価値が下がるでしょう!」

「…やっぱりその言い方からして、眼鏡」

「フェチじゃないってばっ!」


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