天使が舞い降りた。
俺はその言葉に慌てて飛び起きる。
「ちょっと! 俊介が何で送ってく…」
いきなり飛び起きた俺に驚いた様子の3人。
まだ他の2人は熟睡している。
「起きてたの? 何でって、いくら親がいなくてもそろそろ家帰さないと」
「お前はダメ」
俺は気だるい体を無理やり起こして、俊介の頭を軽く叩く。
「何でだよ。俺しかいないでしょー? あの通り賢治もマネージャーも熟睡中。潤だって酒飲んでるし、美紀ちゃんは運転できないんだから」
「…」
「それに今分かったんだけど、凛ちゃん家ってちょうど通り道みたいだし」
俊介の言い分は正しい。
だけど俊介に凛を送らせても良いものか?
俺の出した結論はー。
「…タクシー呼ぶ!」