天使が舞い降りた。
凛が興味深そうに、美紀の顔を覗き込む。
「あの時はまだ。友達だったけど。付き合ったのはその少し後くらい…」
「そうなんんだ! あ、ほら最後の日に、美紀ちゃんがSKYののアルバムくれたんだよね」
「インディーズ時代のかな?」
「ですね。私、それからファンになって…」
「へぇー。何か人の縁ってすごいね」
俊介が感心したように頷いてる。
そんな会話を虚ろ虚ろ聞きながら、俺は眠りに落ちていくー。
「…じゃあ、そろそろ俺、凛ちゃん送りついでに帰りまーす!」
次に目が覚めたのは、俊介のその声だった。