女王様はメイド様?!①【完】
「唯なんかで
ヤラシーこと考えれる奴なんかいんの?」



必死で言い返してるみたいだったけど、
頬を赤く染めて俯いて言うもんだからその言葉に説得力なんかない。


「いるもんっ!ひーくん見る目ないんだね~
そんなんじゃ早見くんには一生勝てないよ」



さすが唯。


輝くんの一番の弱点を突く。


可愛い顔して言うこと言う。


この間は翔が来てからモテなくなったって
口癖のように言ってたっけ。



翔に対して一方的に敵対心剥き出しの輝くん。


気にしてること言われちゃ逃げ場ないね。







「っ…別に勝負なんかじゃねーし!
それに見る目だってある!
だろ?由凛?」






「ないでしょ。」



めんどくさいあたしはテキトーな返事を返した。


「おい見捨てるな!…
あるよな?川本さん!」



「わ…私は…わかりません…」



「ほーら♪ひーくん見る目ない王者決定!」



「川本さん…」


なんで助けてくれないの?と嘘なきし始めた輝くん。



「あ…えっと…その…
ごめんなさい!」



「いいんだよぉ~
あさみんはなんにも悪くない!
ひーくんがただ見る目がないだけだよ~」



「そうそ、こんなのいちいち相手にしてたら
日が暮れるって」




「もう女なんて嫌いだ~!」



自棄になりさらにヒートアップする輝くんの
嘘泣き。



や、どーみてもそれ泣いてないよね…?


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