女王様はメイド様?!①【完】
ああ、きっと私は知らない間に翔のいる毎日に染まっていたんだ。



あまりにも毎日が楽しくて、幸せで気づけなかったのかな。


翔がいたから色の付いたキラキラ輝く毎日を過ごしていられたのかな。


翔と出会う前には知ることのできなかった喜びや悲しみ。


すべて色付けされた日々。


嬉しいときは黄色。

悲しいときは水色。


ドキドキしたときはピンク色。


それぞれにそれぞれの色があった。


翔がいたから輝いていたんだ。


翔がいなくなった今、すべてが色あせる。


何もかも淡く、濁った色に変わってしまった。



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