【完】キスミーアゲイン
「そそそ、それとこれとは、」
「いいから大人しく俺に従えよ。…それともその状態で、俺にオシオキされてぇの?」
「っ、」
ユキさんのその言葉に動きを止めると、ユキさんは余計に笑みを深くして『最初からそうしてれば良かったんだよ』と言ってかけ布団をガバッとめくって、慣れた手つきでテキパキと私に服を着せた。
時々触れるユキさんの手に、昨日のことを思い出して心臓がドクン、と跳ねる。
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