マイエンジェル†甘い声で囁いて
これは、意地悪なんだよ。


彼らが我が物顔で占領してた放課後の教室で


私がいつまでも残ってたから。


邪魔だって事だよね!?


それなら、邪魔者は退散!帰りま~すっ。


ノートを慌ててカバンにしまい、胸に抱えて立ち上がる。


「歌、苦手?」


目の前のタクミくんが、私に話しかけてくる。


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